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太陽神を示す「てるし」の島と呼ばれる伊平屋島は、島の自然とともに生きる人々による健気な祈り、受け継がれてきた習わしへの畏敬が今に息づく神秘の島だ。それは「民族学の宝庫」とも囁かれるほど、古来行われてきた美しい祭祀行事、伝説や伝統芸能などが、比較的数多く残されている島の風景に見て取ることができる。
とりわけ神聖な場所として、島の人々が心を寄せる場所として有名なのが「クマヤ洞窟」。太陽神、天照大神(あまてらすおおみかみ)の天岩戸伝説が語られてきた洞窟には、島外から訪れる人も少なくない。
数ある沖縄の離島のなかで、伊平屋島を選び訪れる人々にとって、足を運ばずにはいられない、心惹かれる風景が島にはある。
開放的な手つかずの自然と、悠久の時と島人との間で形成されてきた郷土色豊かな暮らしが織りなす「ありのままの沖縄」の姿がそこにはあるのだ。観光地化から距離を取ってきた島は、澄み切った海に白浜、サンゴ礁が続く海岸線、厳かな山々など、生命力に溢れる鮮烈な自然と、広大な田畑、風情ある街の集落など素朴で飾らない、人が紡いできた数々の景色で、静かなかがやきを放っている。
【所在地】沖縄県島尻郡伊平屋村
【面積】20.66 km²
【アクセス】フェリー▶80分
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