対馬島
大陸と日本をつなぐ、自然豊かな国境の島
九州と韓国の間、玄界灘に横たわる国境の島が対馬島だ。
太古の昔から大陸と日本を繋ぐ窓口として重要な役割を果たしてきた。
この島の特徴は約9割を標高300〜500mの山地が占めていること。
上空から見た対馬は、まるでずっしりとした深緑の塊のようで、他の島とは一線を画す存在感を放っている。
白嶽(しらたけ)は古くより島民に霊山として崇められている
対馬らしい風土を満喫するなら白嶽と烏帽子岳展望台は外せない。
島の霊峰として島民から崇められていた白嶽。その山頂からはもりもりとした原生林と山々の稜線が眼下に一望できる。
複雑に入り組んだリアス式の海岸線
一方、烏帽子岳展望台からは浅茅湾一体のうねうねとしたリアス式海岸の景色が楽しめる。
どちらもここでしか味わえない贅沢な景色だ。
対馬名物のひとつ「対州そば」
日本食の代表格として知られる蕎麦の歴史をたどると、もとは朝鮮半島から対馬を経て日本各地へと広まったという説がある。
対馬名物「対州そば」に使われるソバは、伝来当時の原種に近い品種のもので、風味が強くナッツのような香りが特徴だ。地元の郷土料理「いりやき」のシメにもこの対州そばが登場する。
対馬島
【所在地】長崎県対馬市
【面積】695.74k㎡
【アクセス】飛行機▶福岡空港30分▶長崎空港35分/ジェットフォイル▶博多港(厳原港)2時間15分▶博多港(比田勝港)2時間10分/フェリー▶博多港(厳原港)4時間30分▶博多港(比田勝港)5時間50分
島の魅力
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