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芋焼酎

アサヒ

日當山醸造(鹿児島)

清らかな水に恵まれる、鹿児島市隼人で大正9年から焼酎を作り続ける日當山醸造の顔、芋焼酎「アサヒ」。キリッとしたキレのよさと、芋焼酎らしいやわらかな甘み・旨味のバランスに富む。

薩摩焼酎 食中酒 芋焼酎 白麹 常圧蒸留


原材料名:芋、米麹
内容量:900ml
アルコール度数:25度

20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。20歳未満へのお酒の販売は行っておりません。

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時代をたくましく超えてきた、骨太なあゆみ
朱色のアサヒは明日を見つめる

この街、この焼酎。
独自に紡いできた酒造りの環境

酒造の脇の小川に目をやると、あまりにも透き通る水が豊かに流れていて、驚いた。霧島市隼人、この街の水の多くは、美しい霧島山系の山々から流れ落ちているという。1920年から、この清らかな水とともに麓の街で焼酎を作り続けてきたのが、日當山醸造。「水ひとつにつけても、蔵の個性は出ると思います」。主には、製造工程で各蔵の酒というのは違いが出てくるものだが、決してこれだけに尽きない酒造りの面白さを、営業部部長の山下拓司さんは語りはじめた。
通常は、清酒に使う黄麹を、気候に沿い生かした「添え麹」の技、東京オリンピックの時代から回り続ける米蒸し機、機械いじりが得意だったという杜氏が仕上げた蒸留機-。霧島の自然にいだかれながら、職人たちが肌で感じ、長い時をかけて機敏に“ビスポーク”してきた酒造りの環境は、日當山にしか作り出せない味をここで、紡いできた。

あえて「こだわらない」美学、
変わらずに造り続ける強さ

「こだわるほど、いい酒ができる」と、思ってしまう。だがいい酒、とはなんだろう。「日々の晩酌に飲む。それが焼酎で、焼酎はその時間を彩るアイテムのひとつです。酒造りにこだわり過ぎると、お酒は高価になり、お客さまの手に届かなくなってしまいます」。だから「こだわらないこと」、これが酒造のこだわりなのだと、山下さんは続けた。
鹿児島・指宿や、南大隈半島などの芋を選びつつ、自社栽培や契約農家にあえて頼らず芋不足を乗り切った焼酎ブームの時代も、材料の変化にも動じることはなく、その技で変わらない味を守ってきた。2022年10月には、約10年のうちに10件以上の日本酒・焼酎蔵の再建を手がけた田中文悟代表が就任し、新時代に沿う日當山を創りはじめた。こうした、変わらないための、変わり続ける臨機応変な強さが、今日の鹿児島の人々の食卓にいつも側に寄り添う「いい酒」、代表銘柄「アサヒ」の光を届け続けている。

日當山醸造 山下 拓司 さん

アサヒが光差す、明日のために
小気味良く飲む、キレのいい食中酒

明治天皇が、現代語では「心はいつも清く明るく持ちましょう」と、詠んだ詩から名付けられた芋焼酎「アサヒ」は、人々の健康への願いが込められ、創業とともに誕生した。そのため、お酒を飲むことでぐっすりと眠り、明日への活力になる、そんな味が表現されている。芋焼酎らしいやわらかな甘み、骨太な旨味がありながら、スッと入りキレがいい、眠りさえ誘うような小気味良さが持ち味。その味を例えるならば、おおらかに笑う鹿児島の人のような焼酎は、明日を語らう季節の夕食とともに味わうのがベストだ。冬は温かなお湯割りで芋の甘みと香りを楽しみ、夏は水割りやソーダ割りで、冷たくスッと爽やかなのどごしを味わって。芋の香りを一層柔らかにする牛乳割りも、実はおすすめ。鹿児島の甘辛な醤油のように、ちょっと濃い口のアテなら、なおのこと相性がいい。

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おすすめの美味しい楽しみ方

王道!芋のお湯割り

  1. 60~70℃の温度のお湯を用意
  2. [お湯 6 : 焼酎 4]で、先にお湯を酒器に注ぐ
  3. 焼酎を静かに入れると、自然な対流により混ざり合う
ちょこっとアレンジ