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人参とごぼうを練りこんだ、一口サイズの「たらし揚げ」、白身魚の素材の味が生きるプレーンな「マルグヮー」、地元の食材を個性豊かに練りこんだ、美味しく健康的な「ヘルシーかまぼこ」3種(海藻入りのアーサー、モズク、島こしょうのピパーズ)入り。
賞味期限:製造日より21日
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
こちらの商品はクール便でお届けします。
かまぼこ お土産 ツマミ アテ 旨み
原材料名:魚肉、卵、人参、アオサ、モズク、ピパーズ、砂糖、食塩、カタクリ粉、食物油脂(一部に卵・大豆含む)、調味料(アミノ酸等)、ソルビン酸
内容量:マルグヮー4本+他400g
20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。20歳未満へのお酒の販売は行っておりません。
かまぼこは、諸島群「八重山諸島」を代表する特産品であり、また定番の手土産であり、沖縄料理の必需品であり、何より島民の食卓を昔から賑わせてきた、八重山の食文化にとっては、特別な存在である。また自然の素材を使い、魚由来のカルシウムにも富む、体に優しいかまぼこは、老若男女、誰からも愛され、八重山の人々とも深く繋がっている。今や島には欠かせない「八重山かまぼこ」ではあるのだが、誕生は、とある漁師と妻の暮らしから始まったそうである。「私の祖父は海人(漁師)でした。祖母は、祖父が持ち帰る魚を、生食のほかに練って油で揚げ、かまぼこを作ったそうです。そんな二人の食卓に並んでいたものが、八重山かまぼこの始まり。その味が島内で、噂を呼んだようで」。二人の孫であり、石垣島で最も歴史あるかまぼこ店「かみやーき小」店主の大城文博さんが、その誕生秘話を語った。
「祖母が築いた伝統の味を継いで、丁寧に手作業でかまぼこを作っています」。大城さんの母や姉が10歳の頃から叩き込まれたのだという伝統のかまぼこ作りでは、魚肉をふんだんに、つなぎはほとんど使わない。ゆえに、「かみやーき小」のかまぼこには、歯ごたえのある弾力と食感、ジュワッと広がる濃厚な魚の旨みと風味がある。島の人々に愛される事実に納得させられる味わいであるが、もう一点、島で親しまれる理由を、大城さんは付け加えた。「島には貧しい人も昔は少なくなく、暮らしに困った人々には祖母はよく、かまぼこを配ったようです。祖母に昔、お世話になったという方が、今でも訪れるんですよ」。技と同様に継がれた「地域と地域の人々を大切に」という「かみやーき小」の教えは、今では店を訪れた人々に、度々シーブン(おまけ)を持たせる習わしとして残されている。「あたたかな思いも練り上げながら作っています。かまぼこを食べて、心も体も健康になってくれたら」。
評判のかまぼこの味が、たっぷりと楽しめる折詰には、3種のかまぼこ「たらし揚げ」、「マルグヮー」、「ヘルシーかまぼこ」が詰まっている。手で一つひとつ、たらしながら揚げることから名付けられた「たらし揚げ」は、人参とごぼう入りで、野菜の風味と食感がいい一品。「マルグヮー」は白身魚をふんだんに使い、素材本来の優しい味が自慢だ。「ヘルシーかまぼこ」は、海の香りを練りこんだ「アーサー(海草入り)」、ミネラルたっぷりで健康的な「もずく入り」、島こしょうの葉を隠し味にした「ピパーズ」の、3種の嬉しいアソート。いずれもおすすめは、わさび醤油やマヨネーズをつけてそのまま肴にしても、寒い日にはおでんの種にしても。真空パック入りのかまぼこは、オリーブオイルやバターで炒める、あるいは揚げなおしをすると「表はカリッと、中はジューシー」なコントラストが際立つ。