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泡盛

星の灯

米島酒造(沖縄・久米島本島)

もろみ管理、蒸留と繊細に調整し、熟成に向く久米島の環境で育てた「星の灯」は、柔らかな口あたりとほんのりとした甘み、ニュアンスある果実香が心地よい泡盛。主張しすぎない穏やかな味わいで、泡盛初心者や食前酒としてもおすすめ。

食前酒 泡盛 軽やかさ 果実香


原材料名:米(タイ米)、黒麹
内容量:720ml
アルコール度数:25度

20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。20歳未満へのお酒の販売は行っておりません。

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¥1,250 (税込)
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星の灯
北陸、関西、深酒へ行く

久米島の島民のための味が
海を越え、北陸・関西の人々を魅了

久米島に、酒造は2蔵しかない。米島酒造の泡盛も、そのほとんどが島の人々によって消費される。「うちは地酒を造らせてもらっている、という意識が強いですね。島酒と、全国的に好まれる酒質は異なり、一度甘さと余韻が強い酒を造って、島外の方々からは好評だったことありました。しかし島の人たちの口に合うよう、酒を作り直したんですよ」。島の刺身には、強い立ち香と甘ったるさが合わない。それから代表の田場俊之さんは、地酒造りを担う原点に立ち返り、島の人々のための酒造りに邁進した。ところが「星の灯」に関しては、不思議な現象が起きた。清酒を好んでよく嗜む地域の人々に、信じがたいほどの支持を受けたのだ。島外の人々が、ずっとお代わりを続けてくれた姿を、田場さんは忘れがたいのだと話した。

星、ほたる。自然輝く
久米島の環境保全と酒造りの関係

米島酒造ではラムサール条約に指定され、夏は久米島蛍の灯りが美しい、白瀬走川の良質な水を使っている。豊かな自然と酒。この因果を強く信じ、売り上げの一部をサンゴの保護や赤土流失防止などの環境保全活動へ寄付する取り組みを行なっている。「酒造としては清水を使う恩恵に授かるだけでなく、島の豊かな食卓も守りたいんです。島の環境が守られればいい食材が獲れますし、その食材に合う酒を造り続けられますから。伊勢海老や雲丹、蟹に舌鼓を打った時代を、また取り戻したいですね」。ちなみに「星の灯」という名は、星を見て、明日への活力が湧いてくるような感覚を表現しているそうだ。島の明日に酒造りを通して尽力する田場さんは「星の灯は、そんな星のような存在でありたい」のだと、瞳を輝かせた。

米島酒造 田場 俊之 さん

美味い、スイスイ、飲みやすい。
米のある食卓にも、ぜひ一本

恐らく、秋田と愛知の人々に「星の灯」が支持されているワケとしては「米」がキーワードなのだろうと予測する。日本酒のお膝元、秋田では穏やかな米の甘みがある「星の灯」の味に共感が生まれ、味噌文化を持つ愛知の人々には、知らず知らずのうちに「米と味噌」の黄金コンビを口内にシンクロしていたのではないか。「酒にお米の味があると、米のある食卓に合う」のだという、田場さんの言葉をふと思い出した。そんな気になる「星の灯」はというと、米の甘みと、ドライフルーツ、柿のような果実香、それでいて爽やかな余韻と切れ味があり、次々と手が伸びる、飲みやすさが“危険”でもある一本。25度の軽さも合間って、島の人々には「美味くて、すぐなくなってしまう」と、嬉しいお叱りもあった。ロックでも、ソーダ割りなら[4(酒):6(ソーダ)]も軽やかでいい。ハーブやミント、ヨモギを添えると、一層清涼な味わいが楽しい。

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